最近、と言ってもここ数年でしょうか。
「ビジネス系」と呼ばれるインフルエンサーが急増しています。
youtubeであったりブログであったり様々なプラットフォームの中で、皆さん本当に素晴らしい発信をされています。私も大いに参考とさせていただいています。
そして私アークも、いわゆるビジネス系の情報発信をメインコンテンツとして当サイトを運営しています。
そこで、各所で問題提起されている「ビジネス系はオワコン?」についての考察を記事にしてみました。
ビジネス系はオワコン?
競合多すぎ?問題
最近良く耳にするのが、
ビジネス系の情報発信はオワコン!競合が多すぎて無理ゲー!
オンラインサロンでも作ってサブスク化せねば先はない!
みたいなことです。
こういった論調を見た時、私は確信しました。
本当に、このサイトを立ち上げて良かった。と。
競合の多さは何の問題にもならない。むしろメリットだらけ
私はマネジメントのプロとして10数年の歳月を費やしてきました。
そして私はマネジメントのプロであるからこそ、プロのブロガーとして色々な知識を発信することができます。
つまり、私がマネジメントのプロでなくなった瞬間、私の発信する情報は「昔話」「古い情報」としての価値しかなくなります。
マネジメント学は普遍的な学問で、ある程度まで習熟すれば長い間実践的に活用できるスキルです。
そうした背景からすると、競合が増えれば増えるほど、情報自体の力が求められるようになると考えています。
そして情報自体の力を上げるために必要なものは一つ。
発信者の経験です。
まとめると次のように言えますね。
- 競合が増えるほど、ビジネス系市場は豊かになる。
- ビジネスを学ぶ人が増えるほど、社会は豊かになる。
- 成熟した社会の中で、より良い情報が選ばれるようになる。
- 結果、社会はより良くなっていく・・・。
私は、この状況を喜ばない手はないと思っています。
むしろこの状況で競合が多いなどと嘆くことは、「私は情報弱者を相手に稼いできました」と言っているに等しいのではないかと思います。よって、私はあまり賛同できません。
と言うよりも、本質はこうだと考えています。
ジレンマですね。
でも仕方ないです。情報発信する側は事業としてそれをやっている訳で、そちらが倒れてしまっては元も子もないですから。
そう考えていくと、やはり【自分>相手】になった時点でそのコンテンツは終わり、つまりオワコンなんだと思います。
オワコンどころか、これからが本番
以上の通りこれからの時代は、経験に基づかない知識や自分本位の情報はどんどん淘汰されていくと思います。
まあ、冷静に考えたらおかしいですよね。
サラリーマンが辛くて辛くて、一年で仕事辞めました!
みたいな人が講師になったとして、少なくともその人がいくら「会社での仕事」の実践知識とか「こうすれば出世できる!」みたいな知識を発信したとしても、それって再現性のあるものではないと思うんです。説得力も皆無です。
そして、今困っている多くの方が知りたいことはすぐ仕事辞めて一人で食ってく方法などではなくて、今いる環境の中で状況を改善していく方法なんだと思います。
※本来私は、会社は辞めたい時が辞め時だと思います。
しかし、ちょっとした努力で状況が改善されるのなら、まずは状況を改善してから考えた方が良いと思っています。
考えるまでもなくブラック、の場合は引き止めません。それは辞めるが勝ちです。1日も早くですね。
ただしそれは人に煽られて決めるものではなく、自分の意志だけで決断するものです。
人に煽られて何かを決めるだけでは、簡単に騙される人になってしまいますから。
いずれにしても、素晴らしい時代になってきていると私は感じます。
グーグル先生のアルゴリズムアップデートにしても、
- 素人が素人を騙して小銭(大金?)稼ぎすることは許さん!
- 稼ぎたいのなら本当の力を身に付けろ!現場の経験でモノを言え!
というメッセージが込められていると思っています。
この至極真っ当なメッセージを受けて、「稼げなくなった!オワコン!」なんて言われると、「あなた今までどんな理念を持って活動してきたんですか?」としか返答できません。
例えば、医療系が厳しくなったって嘆くなら、医者になって発信し直せば良いじゃないですか。お金のためだけじゃなくて、誰かのために医療系の情報を発信しようと思っていたわけでしょ?
偽物は消えてください。変なお金の稼ぎ方はしないでください。という社会の潜在的ニーズをグーグル先生が叶えてくれようとしているだけの話です。
そして社会のニーズに応えられる価値ある情報を発信できたのなら、その対価として正当な報酬を得ることは当然の話です。それは今後も変わらないはずです。
以上、言葉は悪かったかもしれませんが、大切なことだと思い記事にしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私も社会から求められ続けるように、「マネジメント」の実践を続けていきます。