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文章力を上げると年収も上がる【ビジネスは言葉が勝負】

「君の文章は読みにくいよね」

「この言い回しおかしくない?」

なんて言われ続けて悩んでる・・・。

自分では一生懸命書いてるつもりなのに、「文章下手」のレッテルを貼られて仕事でも評価されていない気がする。

どうやったら文章力って身につくんだろう?

こんなお悩みを解決します。

この記事で分かること
  • 文章力の向上があなたの人生に「絶大なメリット」を与える理由
  • 文章力を上げて年収を増やす方法
  • 楽しく文章力を上げる方法

私のことについて少しだけ自己紹介させてください。

この記事を書いた人(名前:ARK)
  • インフラ企業で役員を務めるアラフォー男性。
  • 組織運営のプロフェッショナルとして、会社のリアルな実態を基に「活きた手法」を発信しています。当然、全て「実体験ベース」です。

では、始めます。

文章力の向上があなたの人生に「絶大なメリット」を与える理由

仕事の現場では「文章力=人格」と見られる

結論、こういうことです。

色々な本でも言われていることですし、実際に私が人事に関わって「誰を昇進させるか」を決める時でも、

まともな文章がかけない人材は、消去法で「昇進対象」から真っ先に消します。

誤解があるといけないのですが、立派な文章を書くスキルは不要です。

私自身、文芸的な文章を書く才能などは皆無だと思っていますし、「もっと上手く文章を書けるようになりたい」と悩むことも多々あります。

この記事で言う「文章力」とは、「普通に人に伝わる文章が書ける力」のことを指しています。

ただ、そういった必要最低限の文章力すら持っていない人が意外に多いのです。

厳しいですが、そういった人は間違いなく昇進できません。

まともな文章を書けない人に仕事は回ってこない

当たり前の話ですが、仕事では昇進すればするほど「文書を発行する機会」が増えます。

部門の方針を作ったり、ルールを周知したり。

それらは全て文章で行われますよね。

文章力のあるなしで、方針やルールの浸透具合はまるで変わってくるのです。

変な文章だったら、内容がどうとかいう以前に

この人は一体何が言いたいの?

ってところで止まってしまうわけです。

会社も馬鹿ではありませんから、そういったところも評価して誰を昇進させれば組織がスムーズに回っていくかをしっかり見ています。

文章力のない人に新しい仕事が回ってくることはないと思った方が良いです。

良いところが沢山あっても、文章力で台無しになることも

これは私の会社で起こった実例です。

ある若手社員がいました。

その社員はとても業務スピードが早く要領も良い。

人当たりも抜群で営業成績も良く、社内の評価も上々でした。

結果、早々に小さなチームを任せられるほどの存在となっていきました。

しかし彼は、文章力が極めて低かった。これが致命的な欠点と見なされ、初級管理職からいつまで経っても抜け出せずにいます。彼は今30歳を超えていますが、残念ながら文章力に改善は見られず、今年の人事でも「現状維持」が決定されました。

もったいない話です。

文章力の向上はコスパ抜群

文章力が仕事の評価に直結するということはお分かりいただけたかと思いますが、もう一つ、素晴らしい点があるんです。

文章力は「口下手」を改善する最大の武器

これです。

日本人は口下手が多いと言われますが、文章力を上げる最大のメリットは

口下手を改善できる

ことです。

セミナーなんか行かなくて大丈夫

よくありますよね。スピーチ講座とか自己啓発セミナーとか。

そんなもの、行く必要ありません。

まずは文章力を磨くことに専念してください。

どんなに人を感動させる素晴らしいスピーチも、分解すれば「言葉の羅列」でできています。

よって、まずやるべきは「言葉を鍛える」ということです。

「鍛えられた言葉」を自分の中に沢山持っていない中でいくら喋り方を学んだとしても、付け焼刃の域から脱することはできません。

つまり、本当の実力はいつまで経っても身につかないのです。

喋り方やボディランゲージが大切であることは間違いないですが、口下手な人にとって大切なのは、まず文章に強くなることです。

この順番を間違えないようにした方が良いです。

文章力を上げて年収を増やす方法

大きく分けて2つ、お伝えします。

出世して収入を増やす

文章力を上げると出世する確率が上がることは先ほどお伝えした通りですね。

文章力アップ→出世→年収アップ、シンプルですが誰にでも実践可能な王道です。

多くの会社では出世すれば収入が増えます。

正確に言うと、1段階昇進したぐらいでは殆ど収入の変化はないかもしれません。

ただし、3段階以上の昇進となると収入の差は歴然だと思います。

出世しても収入が上がらない?それでも全く問題ない

それでも、「うちは年齢給メインだから昇進しても収入のメリットなんかないよ」

という方もいますが、それでも出世しておくと収入アップには何かと便利です。

どういうことかと言うと、結論、「自分の時間」が増えます。

■詳しくは以下の記事に書いています。

時間さえ生み出せば収入は増やせる

自分の時間が増えると、色々な方法で収入を増やしていくことが可能です。

副業とかですね。

正直、ある程度まで昇進しても全然収入が変わらないような状況であれば、自分の時間を作れるだけ作って副業するのも全然アリだと思います。

副業っていわばビジネスセンスを鍛える行動ですから、「自分の副収入のため」が一番だとしてもそれが会社の業績アップに繋がったりしますし、むしろ本業にとってもメリットしかないんですよね。

後ろめたく思う必要は全くないと思います。

あなたが稼げる人材になる。会社にとってこれ以上に嬉しいことはないのです。

副業に活かして収入を上げる

ということで副業です。

Webライティングやブログ、アフィリエイトはもちろんのこと、YouTubeだって台本が勝負です。

全ての経済活動は「言葉の力」、つまり「文章力」によって回っています。

プログラミングなどで稼ぐ場合でも同様です。

仕事を受注する際のメールで「この人の日本語大丈夫?」と思われたら、恐らくもう仕事は回ってきません。

私も日々色々な営業を受ける中で、先方が訳の分からないメールを送ってきたりするとその時点で「もうないかな・・・」とかなり萎えたりします。

楽しく文章力を上げる方法

人によって「楽しい」は違ってきますので、いくつかピックアップします。

ご自分に合ったものを試してみてください。

本を読む

とにかく、本を読んでください。

小説でも漫画でも何でもアリ

日常的に文章に触れるという行動が大切です。

楽しく文章力を上げるために漫画はやはりオススメですかね。

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洋画を字幕で観る

字幕ってよくできてます。

いわゆる「美しくて正しい日本語」でなければ考査にも通らない訳でして、「映画が好き」という方は洋画を字幕でひたすら観るのもオススメです。

ブログを始める

アウトプットは無敵です。

無料ブログであればものの数分で開設できます。

その瞬間、思ったことをどんどん書いていけば大丈夫です。

日記でも日々の愚痴でも何でも良いです。

文章を書く。それを自分で見返す。

これに勝るものは正直言ってないと思いますね。

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