マネジメント

【書評】上司が鬼とならねば部下は動かず

お悩みの声

  • 部下に強く言えない…
  • 部下からなめられている…
  • もっと上司としての威厳が欲しい…

そんな人には、この本を手に取って欲しいと思います。

マネジメントというものには答えがありません。

星の数ほどあるビジネス本がそれを物語っています。

答えがないからこそ、自分だけのスタイルを作り上げるしかないのです。

自分のスタイル構築にあたってまず必要になるのは、膨大なインプットです。

できる人のやり方を学ぶ。マネジメントの本を読む。これらはインプット。

それを実践するのがアウトプット。

実践しようとすると、間違いなく上手くいかないことに気付きます。

ここまで経験して初めて、最初のPDCAを回したことになります。

本だけ読んで分かったつもりになっている状態では、経験値はゼロなのです。

やってみて成功したり失敗したりすることで、初めて経験値が入ってくるのです。

この本から得られる本質的なマインドを凝縮してお伝えします。

それは、

  • 部下は、自分を叱ってくれない上司を決して信用しない。
  • 部下にとって叱れない上司は「自分が可愛いだけの卑怯者」としか見られていない。
  • そんな上司は即刻責任者の立場から去るべきである。

ということ。

上司の皆さん、部下は見てますよ。

あなたが叱れないその瞬間、部下からの信頼は地に落ちるのです。

どうすれば良いか。

この本に答えが書いてあります。誇張なしに断言できます。

気が弱い上司が多い現代だからこそ、本書はビジネスマンにとっての必読書だと思いますね。

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